読んだ本の記録

  • 2020.03.14 Saturday
  • 04:07
今日は読んだ本について書こうと思っていたのだけど、最近、忙しくてきちんとした本をまるっと一冊読んでいないことに気がついた。マンガ雑誌ばかり読んでるデメリットである。メリットは単行本だったら読まないような作品も、食わず嫌いはしない偏食家なので(ついうっかり?!)読むことだろうか。なので、映像化されたときに「それ、知ってる」とか「読んだことある」と言えることぐらいだろうか。

読んだ本は一応できるだけ記録している。
しかし、読んでいる時に取ったメモが意外と膨大な量になってしまった作品などはそのメモのまとめが面倒くさい。面倒くさがった結果、何年も先送りにしているものが何冊かあるので全然部屋が片付かない。

そりゃあ、全て覚えておければこんな面倒なことはしなくてもいいんだろうけど。

手帳術だかノートの取り方のサイトで「あなたは授業後にノートをまとめることを厭いませんか?」という質問があったのを見て、衝撃が走った。
嫌だよ、そんなの嫌に決まってるじゃん。ってか、取りっぱなしでいいのか!とスッキリしたのが今年に入ってから。

それを機に、今までつけていた「読書ノート」を書き換えることにした。
 ムーミンの読書ノート。講談社文庫から。

今までは「読んだ本の記録」としてその年に読んだ本をワードで表にした上で、著者別に別なワードドキュメントにメモや感想を書いていたのだが、

これからはエクセルに記録。最後のセルに感想を書くことにする。中には読書会の課題図書だったり、ものすごく心に刺さったりと様々な理由で感想がひと言では収まり切れない本もあるだろう。そういうものだけは独立した別のドキュメントに記録しておけばいいのだ。それだけでもかなり手間が省けるはず。

そうだ、そうしよう。


みなさんは、どうやって読んだ本の記録を管理しているんですか?

こういうの  マークスEdit読書ノート
はいいよね。良くも悪くも手書きだけど。二次元で管理できると検索しやすくていいんだけどなぁ。何かあったら教えてください。

「二歳」渋谷すばる

  • 2020.03.03 Tuesday
  • 03:06
ずっと書きたかった!
元・関ジャニ∞の渋谷(しぶたに)すばるのファースト・ソロ・アルバム。 

一曲目の「ぼくのうた」はソロシンガー、渋谷すばるの名刺がわりに作ったのだろう。彼が何をしたかったのかというのがよくわかるし、耳にひっかかり、記憶に残る。ついつい口ずさんでしまう曲。

私が好きなのは4曲目の「来ないで」てっきりうっとうしい恋人に向かって歌っているのかと思ってたけど、違った。そういえば、東南アジアを旅していたんだよね。

その後、ロンドンにも来たという情報があった。Tottenham Court Roadの近くにいくつか軒を連ねる楽器屋に立ち寄ったらしい。あの辺りはずいぶん前に音楽好きな友人の「楽器屋を見たい」というリクエストにお応えして連れて行ったことがある。今は再開発してかなりすっきりしてしまっているのだが、楽器屋はがんばっているんだなということがわかって嬉しい。その後は、察するに…Sohoか?

旅と言えば、Nomad Recordsというレーベルを立ち上げたのが去年の秋に関ジャニ∞を脱退した錦戸亮(にしきどりょう)。彼のアルバムがこれ 

彼の声と似てちょっと掠れ気味の、押さえた音で、ガッガッと刻むようなギターのが印象に残った。こういうのが好きだったんだね。プロモーションビデオも見たけど、久しぶりにジュニアの時を彷彿させる笑顔で笑っていて、はっとした。公に見えるところではいろいろと表現できないことがたくさんあったんだろうな。関ジャニを離れてしまったことはとても残念だけど、それでもこの笑顔が答えなら、仕方がないことなのかもしれない、と思ったりもする。

そして本家、関ジャニ∞は最近、自分たちのレーベル「インフィニティ・レコーズ」で過去最高の売り上げを記録した。その曲が「友よ」  

7人の関ジャニが大好きだったけど、今は5人の関ジャニと二人のソロを心から応援できるように調整中。だからお願い、もう少し今のままでいるってことにしておいて。終わりの始まりなんてもってのほか!

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

  • 2020.02.22 Saturday
  • 03:10
著者のブレイディみかこさんが日本語フリーペーパーで書いていた記事で名前を知っていた方だったが、いつの間にかこのような本をお出しになっていた。



これは彼女の中学生の息子さんがノートの端っこに書いたフレーズなのだそうだが、その息子さんが通っている中学校の話。学校なんて同じような顔をしつつも、実際はどこもそれぞれの問題を抱えているのだから興味深い。その問題がそれぞれの学校によって違い、対策も違うのだが、中にいる(主に生徒)はその学校の事しか知らないし、大人だって多少、ドラマや映画などで知識が増えたとはいっても、自分の通った学校以上に深い体験をしているわけではない。違う学校の事がわかるのなら、さらにその学校が日本やロンドンではない地域の学校の話だというのだから、読まない手はない。

16章からなるお話はホロリとする人情ものが多いのだが、だからといって必ずしも「一件落着」とならない現実もリアルでいい。
タイトルのもじり方もシュールでそれを見ただけでニヤリとしてしまうものもある一方、いくつかの話の終わり方が竹西寛子  のように、登場人物(または作者)のヘビィな気持ちや現実を読者にはっきりと輪郭をとって見せるものもあり、ニヤリとあがった口の端がシュルシュルと下がる。

読んでみて最初の感想は「子供がいると、こういう濃密な人間関係にも出会うのだなぁ」で、同時に「やっぱり神様は越えられない試練は与えなかった」と納得もする。無理無理無理!!

でもヒトゴトだと思って読んでいると面白い。
一生懸命生きているからこそ紡げた文だと思う。

「天気の子」

  • 2020.02.13 Thursday
  • 04:21
新海誠監督の作品。私より先に見に行ったという女子中学生が「前の作品 がすごく売れたから、急いで作った映画」と言っていた。手厳しい…

すごく面白かったし、彼の作品は相変わらず大好きだけど、「君の名は」を見た後に映画館のあったレスタースクエアを歩きながら興奮冷めやらぬ調子で話し合わずにいられないという高揚感はなかった。確かに三作目だし、デジャブ感は正直あちこちで感じた。それは「君の名は」にその前の「言の葉の庭」 の登場人物が出ていたように、「天気の子」にも「君の名は」の二人が出ていた(らしい)こともあるし、同じ監督の作品なのだから当然絵のタッチが似ている。でもこの超現実的な背景が好きな私にはたまらない。実際の街を描いているシーンなんて実写じゃないかと思うほど吸いこまれる。一作目では代々木と新宿御苑、二作目は新宿、今作は山手線北半分に行ってきた気分だ。脳は完全に現実だと認識したようで、夢で新宿のガード下を歩いていた。

そして帰宅後、もちろんこれ  をいただきましたよ。

もちろん、変化もある。雨や水へのこだわりは一段と強くなったように感じるが、残念ながら今までの二作とは違い「え?」と驚くほど絵が雑なシーンがあった。女子中学生の「急いで作った映画」という言葉もまんざら外れてはいないのかもしれない。クレジットが長いのは、多くの絵師が必要だったのだろう。ただ内訳は韓国人と思われる名前が減り、中国系らしき名前が増え、ベトナム系の名前も何人か見かけた。

音楽は「君の名は」に続きRADWIMPS   で、主題歌「愛にできることはまだあるかい」がどれだけ素晴らしいかは「関ジャム」での蔦谷好位置さんの解説が思い出されて、再び納得する。

しかし、地理学者としては「地理にできることはまだある!」と思った次第。

もう一度見たい。
一度と言わず、何度でも観たい。
できればどこかの映画館で3作連続上映のマラソン風に上映してくれれば最高なんだけど。

本「捨てトレ」

  • 2020.01.30 Thursday
  • 03:52
日本に里帰りして、ものすごく楽しかったのだけど、帰宅後の片づけが大変だ。
最近はやっと落ち着いてきたけれど、家の中にあるアイテム数は確実に増えている。

それは「足りないよりは」と多めに買ってきたけど結局十分に足りていたお土産だったり、「次はいつ買いに来れるか・手に入るかわからないから」と買った文房具や便利グッズだったり、いろいろとその時は購入に足る正当な理由があったのだが、いざ、家に帰ってみると代用できたり、似たようなものを持っていたり、思ってたほど使い勝手がよくなかったりで、残念な結果になっているのだ。

これは海外在住日本人のあるあるかもしれないけれど、似たような人、いる?

そこで、この本を読んでみた 

タイプ別にどうしてため込むのか、どのような心理で捨てられないのか、などが書いてある。質問に答えて自分のタイプも判断される。

私はキャパを超えたりハプニングが起こったりが続いて爆発するタイプ7(スポーツ選手や営業職などを経験したことのある、周囲の期待に応えようとして自分が見えなくなりがちな40代の男女に多いそうだ)とせっかちで損をしたくないタイプ2(自分を中心に物事が回っていると思っている自分が本当に望むことを優先してこなかった40代後半から60代の男女で自営業などに多いらしい)。

あぁ、なるほど、そういうことか。
腑に落ちた。


しかし、次に日本に一時帰国する際も、やはり今回と同じように休みが取れたら最大限の日程で滞在したいし、スーツケースいっぱいのものを持ち帰るだろう。
今までは大型のスーツケースを使っていたが、気を付けないとすぐ重量オーバーになってしまうので、中型の56Lを買った。 色やデザインは違うけど、このフランスのメーカーのMサイズ。

そしてホームセンターで買ってきた段ボールに軽いものを宅配便が空港に持って行ってくれるギリギリまで詰めて、それでも入らなかった乾物や洋服など軽いものは後日、送られてくるのだ。


という訳で、モノを減らすためのトレーニングが必要なのだけど、筋トレと同じでなかなか身につかない。トホホ。

「明治維新という過ち」

  • 2020.01.22 Wednesday
  • 06:47
新しいバージョン  や単行本  が出たので、私が読んだものとは微妙に違いそうだが、作者がこの本を書いた意図はそうそう変わっていないだろう。

面白くもあり、東北に住んで楽しい思い出が今もある者にとっては、作者の地元である彦根藩推しが鼻にもついた。研究者ではなく、作家であることもあり、感情的で、鼻白む個所も度々あった。

それでも、一読した価値はあったと思っている。

アマゾンで「明治維新という」とだけ入力して検索すると
「明治維新という名の洗脳」  や「明治維新という名の秘密結社」 や「明治維新という幻想」 などという関連本が思いがけず出てきた。極めつけはこれだ 

昨今の改憲云々もその延長線上にないと言い切れるのだろうか?

本・「ナルニア国物語」

  • 2020.01.14 Tuesday
  • 07:14
ずいぶん前、たぶん中学生のころに読んだ本  の新訳が出ていたので読んでみた。

角川つばさ文庫「ナルニア国物語(1)ライオンと魔女と洋服だんす」

最初に読んだときは、あまりピンとこなかった、どころか指輪物語  と混乱した程度だったけど、今回のはいい!

挿絵もかわいいし、日本語が生き生きとしている。大人が読んでも十分に堪能できるし、10歳以下向けのバージョン  もきっと楽しいと思う。

全部で5巻まで出ている  ので、機会があれば読みたいと思う。

英語版もあるよ 

本「ケーキの切れない非行少年たち」

  • 2019.12.30 Monday
  • 02:31
ネットだけだと得られる情報が偏るなぁとしみじみ実感するのは本屋に行った時。
行く先々の本屋でこの本がずらりと並べられていたのだが、ネットやSNSでは見たことがなかった。



興味をそそられたが、予算や荷物の重さの都合で購入をためらっていたら、弟が読みおわったものを持って行っていいと言ってくれた。ありがとう!
時差ボケで変な時間に起きた時に手に取って、興味深く読んだ。

「認知」は年を取った人だけのものと思いがちだが、若年性認知症というものも知られてきているように、誰にでも起こりうる、というかむしろ「多くの人が同じ認知をする」という方が珍しいのではないだろうか、と多文化社会に身を置いていると感じる。

みんな同じではないという前提だとしても、社会を構成する大多数の人々と同じように物事が認知できないと不都合が生じるので、それを訓練する本がこれ。


これ、日本文化で生まれ育っていない人にも使えると思うんだよね。
そして、そのイギリス版とか、あればもう少し私の毎日も楽になると思うんだけどなぁ。

大家さんと僕 これから

  • 2019.11.12 Tuesday
  • 03:56
今年の流行語にノミネートされた「闇営業」…を仕切った相方とは一線を画し、住んでいたアパートで漫画を描いていた矢部太郎。

二作目。 この写真には帯はないが、私が読んだ本についていた帯には「涙の続編」「堂々完結」と書いてある。

読む前から何が起きるか知っていたけど、それでもやっぱりドキドキしながら読み進める。淡々と、しかし確実にお別れの時が近づいていて、その切なさ、精いっぱいだけど、悲しいかな方向違いの誠意と思いやり。どうしても大家さんと姫を重ねずにはいられない。検索しても見つからない、涙と切り離せない、大切な思い出。

2巻もほのぼのとしていて、心温まるのだけど、やっぱり1巻がいい 

まだ読んでいないかた、ぜひここからアマゾンに行ってみてみてくださいね!

餓死した英霊たち

  • 2019.09.14 Saturday
  • 03:54
こういう「重い」本は夏の間に読むに限る。少しでも秋の気配がしたら、とてもじゃないけど気分の落ち込みに拍車をかける。だから、8月のうちに急いで読んだ。


「餓死」と書いて「うえじに」と読む。
作者の藤原彰氏は陸軍士官学校を卒業し、陸軍中隊長として中国大陸を転戦した。戦後は歴史家として現代史、昭和史やアジア太平洋戦争に関する論文、著書がある方なんだそうだ。

オックスフォード大学で日本語を教えていた方から慎ましく、しかし有無を言わせぬ勢いで持たされた。「ぜひ読んでほしいんだけど、全部は重いから、目次を見て、一章か二章、興味のある所だけをつまんで読んで。」

戦闘による死者よりも飢餓、疾病による死者の方が多い原因、背景、考察が書かれている後半に興味があり、それを理解するために前半のケーススタディを読んだ。
本には残念ながら書かれていなかったが、諸悪の根源はわかっている。
地理の勉強不足だ。それぞれの地域の特性を無視あるいは軽視していたからだ。

骨と皮だけになった兵隊、軍服も破れ、しかし食料がないのだから裁縫道具なども当然あるわけがなく、破れた軍服をピラピラさせながら歩いている集団。これを東京の司令部たちは「精神力」でなんとかさせようとしたというのだから、恐ろしい。

食料や人員の補給が無理だと薄々気が付いていたからこそ「現地調達」前提。「種を持たせた」という記述もあったけど、種って…それは兵士じゃない入植者だよ。種といっても農作物が実るまで少なくとも数か月、普通は年単位で手入れを続けてやっと飢えをしのげるようになるんだよ。野生動物に食べられるかもしれないし、天候不良で収穫前に全滅するかもしれないし。

そんなふうに命を落とした人のなんて多いことか。やりきれない。

「なつぞら」のウッチャンもそうだったのかなぁ。その割には帰還したばかりの藤木直人、足取りしっかりしてたけど。(フィクションです)

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