本「オールカラー完全版 世界遺産第1巻ヨーロッパ1」

  • 2020.09.16 Wednesday
  • 04:12
ギリシャ、ローマ文明を中心に東ヨーロッパ、ロシアや地中海にある世界遺産が美しい写真と簡潔な文章で紹介されている本  文化遺産、自然遺産、複合遺産が網羅されているが、地域の性格からか、やはり文化遺産、特に建築物(教会)が多い。

イタリアやギリシャ、東欧の人気の旅行先なので新聞やテレビ、雑誌の広告やSNSで見かけることの多い場所は、たとえ行ったことがなくても、既に(視覚)情報は夢に出て来そうなほど持っているのだが、マルタの巨石神殿群、ルーマニアのモルドヴァ地方やロシアのキジ島の教会のような比較的静かで、エキゾチックな場所に興味をひかれた。特にバイカル湖、カムチャツカの火山群などのロシアの自然遺産は新鮮だった。

文庫本なので、ベッドで寝転びながら読むのにぴったり。
リラックス、入眠、入浴のお供にも使える。
文字は少ないが、情報量は多いので、一般常識不足を補うテキストにもなる。

なんて、とってつけたようだけど。

本・サルベージ・パーティから生まれた「使い切る」ための4つのアイデアと50のレシピ

  • 2020.09.14 Monday
  • 05:08
長いタイトルの本  これはリアル本。

「サルベージ」とは「救助、救済」という意味だが「廃物利用、回収」という意味もある。余りがちな食材を使い切るための例を見せてくれている。

電子書籍ならコチラ↓↓ サルベージ・パーティから生まれた「使い切る」ための4つのアイデアと50のレシピ税込1,540(2020/09/08時点)

4つのアイディアというのは何か変えて食べやすくする方法。
残りがちな材料とは、料理しにくい材料ともいえる。確かに、棚にずっと居座っているスパイスとか、どうやって使ったらいいかよくわかっていないとか、食べながら「あ、これに入れればよかったのか!」と思い出すことがある。

使い慣れてないだけではなく、味が濃いとか、ニオイが気になるとか、様々な理由により、手を付けにくい材料というのは、いろいろとある。
食べられないわけではないが、野菜の青くさい匂いが苦手なので、例えばピーマンなどは残りがち。子供か!と自分で突っ込んでおこう。

他にも料理の4つのポイントがあり、先述のアイディアと一緒に紙に書いて台所に貼っておけば、それだけで無駄にする食材は8割がた減るような気がする。
そして1割は、残りそうな食材は最初から買わないようにする。
最後の1割は、不可抗力。これを認めるの、大事!

本「きのう何食べた?」17巻

  • 2020.09.11 Friday
  • 06:24
8月に発売されたばかりの最新巻   17巻!

予約して新品を買ったはずなのに、なんか表紙と帯の折り目が変。ピシッとしてない。
別に愛蔵版にするとかいうつもりはないのだけど、二重に折り目がついているのはちょっと気持ち悪い。手作業だとは思えないけど、もしそうだとしたら、私のような不器用な人がやったのだろうか。


気を取り直して。


元の連載が冬だったようで、年末年始の話が多い。最初のエピソードのレシピはサンマ(それも「今年二回目」と言っている)なので秋。
とはいってもイギリスで読むから、あまり季節感関係ないけど。

今回はシロさんの職場のエピソードでは同僚があまりフォーカスされて出てこなかったけど(それぞれ違う方面に鋭い山田さんと志乃さんが好き♪)、それでも重要な主要キャストである、ジルベールと小日向さん、富永夫妻がしっかり描かれていてよかった。あと、シロさんのご両親。

試したい料理レシピの第一位はフレンチトースト。
明日の朝にでも!と思ったけど、材料がないので断念。
次の買い物の時に材料揃える!できれば作ってほしいが、シロさんのようにはいかないので、自作する。でも洗濯物ぐらいは頼めば干してくれるので、それはお願いしよう。

作りそうなレシピ第一位はポトフ。
今月中に作ってそうな気がする。もうイギリスはそういう季節なのよ。
といいつつ、来週はちょっと暖かくなるみたい。Indian Summerだね。

本・杉本苑子「散華」(上・下)

  • 2020.08.30 Sunday
  • 05:26
ロックダウンまたは自粛中に断捨離をしたり、積読(のような今まで手付かずだった映画やゲームなど)を片付けたりしたのだろうが、私もようやく、長い間の「積読」にやっと手を付けることができた。

それが杉本苑子の「散華」上下巻だ  上巻の方が下巻よりはるかに高いのが興味深い 

サブタイトルに「紫式部の生涯」とあるように、平安時代の貴族である紫式部(小市)の私小説のようである。
とはいえ、上巻ではまだ式部は子供であり、むしろ彼女の叔母である周防(単に「女」としか記されていない資料もあるようなので作者の命名かもしれない)が主人公のようである。

周防の恋が終わったあたりからやっと小市が主人公として描かれるのだが、源氏物語を産みだす苦悩はさらり、あっさりと通り過ぎる一方、藤原道長の娘である彰子に仕えた時のエピソードや父親について越前へ一緒に赴くシーンなどは微に入り細を穿ち描かれている。

また、恋多き女として有名な和泉式部とは子供のころから交流があったり、清少納言とはほとんど世代が違っているが、何度か接触があったり、と、いったいどこまでが史実でどこからが作者の想像力なのだろうかと思う。ただ、「史実」とはいっても後世まで語り継がれている「正史」が必ずしも「史実」ではないだろうから、調べる手立てはないし、むしろ全てがパラレルワールドにあると割り切った方が、本の世界を楽しめるのだろう。


お天気のいい日に東の部屋で柔らかいクッションにもたれかけ、レースのカーテンを揺らす風を足元で丸まって眠る猫と一緒に受けながら、ページをめくる。もう、これだけで気分は平安貴族。
でも「清少納言」を「清少」と略する違和感だけはぬぐえなかった。「清・少納言」だよ。
それ以外があまりにも素晴らしく、例えば貴族の屋敷や女房の局、牛車の内部の様子など、これまでに読んだ本のどれよりも生き生きと描写されており、あたかもVRで見てきたかのような気になっただけに、残念でした。

「窮鼠はチーズの夢を見る」

  • 2020.08.22 Saturday
  • 03:31
来月9月11日に公開の映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の原作2冊分が1冊にまとまったスペシャルコミック 

この漫画を12年前に紙で読んでいたのだが、今回の映画化に際してもう一度読み直した。

当時の印象は「絵は好みではないが、BLものにしては珍しく女性が絡んでくるので話にリアリティがある」というもの。そして大学のテニスサークルで出会った二人ということで、私の好きなプロテニスプレーヤーのうちの一人、ファン・カルロス・フェレロの名前がちらりと出てくるところはしっかりと覚えていた。

12年経ってもやはり絵の好みはそうそう変わらないので、適宜、俳優の顔を脳内でアイコラしながら読んだ。
大倉忠義も成田凌も好きなので、 行定勲監督、キャスティングスタッフ、Good job!ありがとう!

これまでにも小説原作のナラタージュ  などを映画化してきた行定監督がなぜこの作品を選んだのだろう、と考えた時に、やはり女性キャラの多さが挙げられるに違いないと確信した。

予告編を見ると、かなり原作2冊分がしっかりと描かれているようではあるが、タイトル作以外にも短編としてちょっとしたエピソードも入っているので、どこまで忠実に再現されているのか、気になる人は映画の前か後、または映画とは関係なしに、ご自分の好きなタイミングで読んでみてほしい。

そして原作を読む方に尋ねたいのだが、この本のテーマは何?
主人公が大伴恭一で、彼を演じた大倉忠義が「ラブストーリーです」と言っているから、なんとなく予想はつくのだけれど、本当にそうなの?それでいいの?もし予想通りなら個人的にはすごくいいと思うけど!

乱読のセレンディピティ

  • 2020.08.14 Friday
  • 04:29
本を読み終わって、ブログにどう書こうかと思案しているうちに、著者の外山滋比古氏がなくなってしまった。ご冥福をお祈りいたします。

彼の代表作といえば、やはり「思考の整理学」  だが、今日ご紹介するのは  「乱読のセレンディピティ」。

私はかなり乱読である。「本棚」を見るとわかるかもしれないけど、全く脈絡のない本を同時進行で何冊も読むのが昔からのやり方なのだが、世の中の人々はあまりこういう読み方をしないのだそうだ。だからこそこのタイトルに乱読の良さを感じ、手に取ったのだった。

この本でいう「乱読」はいろんな本をジャンルにこだわらずに読むことである。
その点は微妙に違うが、著者の言いたいことは読書に限らず、一つに集中し、こだわり続けることはない。むしろ何かに集中したかったらあえて違うジャンルに手を出すといいと言っている。
驚くような大発見(セレンディピティ)は、一見、自分の専門とはなんら関係がなさそうなものを取り入れた時に起こるというのだ。それは確かに。

そしてもう一つ心を強くしたのが、忘れることは悪くない、という主張。
これも、どんどん読んで、どんどん忘れればいい。忘れたように感じていても、思いがけないきっかけで思い出した時、セレンディピティが生まれる。

つまり、常識を覆せ、と。
良いこと言うなぁ。

本「絶望から出発しよう」

  • 2020.08.11 Tuesday
  • 02:42
長い事「積読」だった本  をやっと手に取れる日が来た。コロナ禍によるロックダウンのおかげ。

スラっと読めるかと思ったけど、これが案外骨太で、時間があって集中できるこのような時でなければ、理解せずに言葉の上だけをなぞって終わってしまったかもしれない。
2003年発行の本なのに、今でも十分に当てはまることがたくさん「問題」として提起されている。

ということは宮台真司が指摘している日本社会の問題点は当時からずっと変わらず、日本社会は「終わっている」ということにもっと絶望すべきだと言うが、その「絶望」は2011年の東日本大震災や福島第一原発事故を経てもまだ当時と同じ問題を抱えている、つまり絶望しきっていない。日本はまだ「絶望」する余地があるなんて、このままずっと絶望せずに、そのため再起することなく、中途半端なところで思考停止したままなんじゃないだろうか。


この本を読んでいて、大学時代を思い出した。

そういう意味では私も絶望しきらずに、ここに至っているんだなぁ。
どこまで逃げ切れるのだろうか。

年金関係でいえば、私たち世代は割を食うと、学生時代に言われていたし、バブルが弾けてから就職活動をしている時点で既に逃げおおせていない世代であるが、その後に続く本格的な就職氷河期、非正規雇用の世代に比べればまだいい方だと言われるのだろう。
そんなにいい思いをしているわけではないのだけれど。

「逃げ切る」とは不穏な言葉だ。
時限爆弾があるのをわかっていながら、対処していないのだから、まさに思考停止。そんな大人が社会のまだまだ真ん中あたりにいるのだから、絶望してもいいような気がするんだけど、この世代も含めた上下の世代の人々はどうして絶望して、そこからどうしようか考えないのだろうか。

恐ろしいから見ないというのは、目を閉じれば問題がないと思うカワイイ愛玩動物と同じ。犬猫なら「かわいいー」と言われて誰かがその問題を解決してくれるが、あいにく、私たちは犬猫のようにかわいくないし、問題をなかったことにしてくれる誰かもいない。

自分でやらなければ。

こういう焦燥感、久しく感じていなかった。

本バトン

  • 2020.08.04 Tuesday
  • 05:16
先月、SNSで「好きな本の表紙をコメントなど一切つけずに一週間上げ続ける」というバトンをいただき、挑戦していた。ただ、元の投稿が中国語だったこともあり「好きな」というのを見落としていて、最近読んだ本を上げてしまった。

「好きな」だったらこっちだったよなー、というものをここでご紹介しておく。

「ニューヨーク・エスニック図鑑」
古くからの熱心な読者の方はご存じかもしれないけど、これは本当に好きな本。

「新源氏物語」     3巻セットだけど一冊扱いということで。

マンガは別腹なので、今回は入れてないけど、マンガ7冊とかどうだろう?想像しちゃうー。

「小さな暮らし」ですっきり生きる

  • 2020.07.30 Thursday
  • 08:06
子供が巣立った、家族を見送った、病気をした、などをきっかけに自分の持ち物を減らして、小さい家に住み替えた人たちのお話。

「小さな暮らし」ですっきり生きる

持ち物を減らすには、家という入れ物を小さくするのが一番手っ取り早く、かつ、確実だということがよくわかる。ただ、方法は人それぞれで、引っ越すまでに手早く、かつ最後はほとんどえいやっと終わらせてしまうタイプと、まずは貸倉庫に預けて、引っ越しをしてからもコツコツと一つ一つ丁寧に分別していくタイプがある。

実は我が家も去年の今頃、スーツケース2つと段ボール4箱程度のものを貸倉庫に預けた。最初はクリスマスまでには整理しようと思っていたのだが、イースターまで伸ばすことにしたが、コロナ禍でロックダウンとなり、外出もままならず、先月になってやっと引き出すことができたのだった。

しかし、引き出してはみたものの、手を付けるきっかけがなく、リビングの中央にデンと置いてあるのに、二人そろって見てみぬふりをしている。

そろそろ本気で片付けなければいけないのだけど、段ボールの内の半分はスナップ写真だということは判っている。私ならもう見なかったことにしていっそのことネガごと捨ててもいいと思うのだけど、そこまでドライに割り切れない人もいる。それならば、割り切れない方が仕分けするべきだと思うが、仕事と休みがはっきり分かれているくせに、オフはオンラインゲームにうつつを抜かしているので、全く進まない。

持ち物を減らすのは、いうほど簡単ではない。
そのコツや摩擦の減らし方を教えてくれるとありがたいのだけれど。

本・ピンクとグレー

  • 2020.07.22 Wednesday
  • 02:44
先日当初のメンバーの3分の一である、3人になってしまったばかりのNEWSのメンバー、加藤シゲアキの処女作  だが、三浦春馬の訃報に接した瞬間にこの小説を思い出した。

芸能界に身を置く若い幼馴染の青年たち。タイトルの「ピンクとグレー」はそれぞれのイメージカラーなのかと思ったが、白に何色を足すか、という話だった。なるほど。

賞を取ることはなかった作品だが、著者の名前を見ただけで手に取るのをやめるのは、もったいないと言えるほど面白かった。

映像にもなっていた  中島裕翔、菅田将暉と夏帆というキャスティングが絶妙!

三浦春馬には「りばちゃん」のような友達はいなかったのだろう。
でも、もし、いたとしても、現実は変わらない。

彼もコロナの犠牲者なのか、またはSNSの犠牲者なのか。まじめすぎると言ってしまうのは簡単だが、私たち外野も慎むことはあるのではないだろうか、と感じている。

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