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本「その情報、本当ですか」
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    最近読んだ本の一冊。

    ジュニア向けの本なのだけど、大人も知っておくべき、そして実行すべきことが書いてある。2018年に発行された本なのでそれほど古くはないのだが、著者はテレビ局で働いていたこともあり、テレビの項で扱われるものには古いものもある。大人なら誰でもが知っている事だったけど、今の十代にとっては歴史だろう。

    読むべきは「はじめに」の検索についての心構え、「第一章:相次ぐ「フェイクニュース」の出現」では何が本当の情報かなど、アメリカを例にとってわかりやすく説明している。「第五章」ではインターネット情報はどう生み出されているか、そして、ネットのネガティブな面、つまり利用者が意識して気を付けなければいけない点が書かれている。「第七章」はネットについての情報ではないが、政治のことがわかりやすく書いてあるので。そして最後「第八章」は特にP.218からの「ニュース、情報を読み解く3か条」は必読。

    第二章から第四章までと第六章はテレビの話。第三章は数々の有名な緊急報道の、第六章は昭和から平成に変わった時の報道の舞台裏が明かされているので、興味のある方におすすめ。

    「検索する際、表示された検索結果の上位の一つだけを読んでわかった気にならないでください。その情報は、マスメディアからの情報なのか、公的な機関からの情報なのか、企業からの情報なのか、個人が発信した情報なのか。情報源を必ず確認するとともに、自分とは違った意見や解釈を大事にしながら、複数の項目を読んで確認することが大切です」(はじめに vii)

    ホント、そう思う。
    何歳であっても、きちんと裏を取りながら情報に接する癖があれば、「されど愛しきお妻様」や「脳は回復する」 の作者、鈴木大介氏と晩年のお父様との間に起こった悲劇は起こらなかったか、せめて、話し合いの余地はできたのではないだろうか、と他人事ながらやるせなくなってしまうのだった。

    だから、この本を勧めます。
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