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何十年ぶり
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    去年のお盆(仙台なので、七夕祭りというべきか)にあった高校の学年の同窓会に行けなかった悔しさもあり、一時帰国に仙台に行くことにした。
    会えたのはスイミングクラブの仲間であり、中でも同じ高校で水泳部だった3人。12月の平日だというのに、本当によく集まってくれた。

    同じ学年のメンバーとは最後に会ったのは誰や彼やの結婚式だよね、といいつつ、中で一人、一学年下だった彼女とは「えっと…私らの高校卒業ぶり?」
    それでもお店に入った瞬間にわかって当時にタイムスリップ。薬指の指輪とテーブルの飲み物がアルコールなのが変わったところか。

    銀杏  が食べたいが、殻つきだというので「じゃあ、いいや」と言ったらその何十年ぶりの後輩が「じゃあ私が剥いてあげる」とせっせと剥き始めた。ちょっと体育会っぽくて一瞬困ったが、隣に座っていた同級生も「なんだ、剥けないのか?」と二人してむいてくれたので、素直に受け取った。ありがとう!!最高に美味しい銀杏だったよ。

    一通り、当時の仲間の消息を聞き合ったあと(結婚してたり離婚してたり)、特に仲の良かった仲間で今は結婚して関東地方に住んでいるメンバーに電話でご挨拶。
    声だけ聞いていると、全く変わっていないのだけど、写真を見せてもらうと「これ、誰?ww」

    学校の部活より年齢層が幅広く、兄弟ぐるみでお互いを熟知していることや、一緒に過ごすのは放課後の2時間プラスせいぜい練習後の30分なのだが、合宿や遠征など泊まりの機会が多かったので、学校の友人たちとは違った濃さの親密さがある。特に年上組は年下組の面倒をみたり、お手本になったり。
    これが学校の部活しか知らない人にはわからない点だと思う。

    ついつい試合前の待ち時間のノリで(=周りを気にせず、自分たちの世界の没頭していること)深く狭い思い出話に花を咲かせていたら、奥のテーブルにいた一人が帰り際に声をかけてきた。
    アイルランド人だという彼もスイマーで、今は仙台のマスターズで泳いでいるのだそう。残念ながらこんなところで飲んでいるのは「元」選手ばかりですよ、と話していた時に、後輩が驚くべき事に気がついた。
    当時、いちばん勉強ができなかったメンバーがそのアイルランド人との会話を苦も無く理解しているではないか。聞けば、仕事の関係で過去10年ぐらい毎夏6週間ほどアメリカに行っているのだそうだ。
    「それくらい行けば、俺でもなんとかなるってことさ」と本人は自嘲気味に笑ったが、私は知っている。確かに勉強はできなかったが、昔から頭の回転が速いヤツだったのだ。

    初めて同窓会っぽい集まりに参加できて、とても楽しいひとときを過ごすことができた。
    これもひとえに最初に連絡したメンバーが気を利かせて素早く当時の仲間に連絡を取ってくれたおかげである。
    本人はずっと昔から「自分からは(年賀状などの)連絡はしない」と公言していたが、SNSが普及した今となってはほぼ全員に連絡がつくハブ(HUB=基地)状態になっていて、多くを語らずともさっさと連絡してくれる人になったのだ。

    何十年も経って、みんな基本的な性格は変わらないのだけど、年齢を重ねたからこそそれぞれの良さに磨きがかかっていた。
    そういう仲間と一緒に多感な時期を過ごし、後にこんなに楽しいひとときを過ごすことができるなんて、なんて私の人生、ラッキーなんだろう。神様ありがとう!

    と、翌日、買った覚えのないコンビニの買い物袋を前にして首を横に振りながら感謝したのだった。
    次は今回会えなかった人たちとも会えるといいなと思いつつ。
    カテゴリ:日記 | 01:30 | comments(0) | - | - |
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